Pythonコーディング環境を用意してみる その3便利な設定編


さてさて前回の続き

便利なエクステンションを入れる前により道。
いくつか便利な設定を行って、pythonの基本的なコーディング環境を整え
VSCodeを使いやすくしてみる。

 

 

設定をいじってみる

まずは設定用のファイルsetting.jsonを開く

開き方は前に上げたとおりさ。
このsetting.jsonに好みの設定をどんどん追加する寸法だ。

 

このセッティングファイルはJsonでできている。
Jsonってのはコード形式のひとつだが
超平たく言えば「辞書型変数の集まり」って感じだ。
まぁ深い事考えずに、次の設定を追加してみる。

 

 

設定の変更方法は、変更したい項目の上にマウスを載せて
鉛筆マークをクリック。

 

 

設定をコピーという項目が出て来るのでクリック。

 

 

設定をコピーしたら、コピー先を編集するのだ!

 

早速いくつかいじってみる。

 

これは追加する前の画面。

 

 

で、これが追加した後の画面。

 

 

さてはて何が変わったかというと見た目では主に4つ。

左から順に
拡大して見えている点。スペース文字を点に置き換えたものだ。
こうすることで、どこにスペース文字があるかはっきりわかる。

次に縦線が入っているが、これはインデントガイドとって
インデントのラインを分かりやすくしてくれる機能だ。

次に現れた縦線。ルーラーという。
これはコーディングの際の1行に書く文字の数を調整する際の目安にする。
Pythonだけでなく、コーディング全般的に
80文字か100文字に抑えるとコードが見やすくなる。

要はこの線を超えないようにコーディングすると
皆に愛されるコードになるって事w

一番右のゴチャっとしやたつ。
これはミニマップ(minimap)という。
コード全体をチッサくしたもので、
何となくコード全体を見渡すのに役に立つ。

 

ほかにも見た目意外にいくつか設定している。
内容はこんな感じ。

これはあくまでも一例。

{
    "python.pythonPath": "C:\\Python27\\python.exe",
    "editor.mouseWheelZoom": true,
    "editor.mouseWheelScrollSensitivity": 5,
    "files.associations": {
        "*.bat":"javascript",
        "*.jsx":"javascript",
        "*.jsxinc":"javascript"
    },
    "editor.renderWhitespace": "all",
    "extensions.autoUpdate": true,
    "editor.renderIndentGuides": false,
    "editor.minimap.enabled": true,
    "editor.rulers": [80, 100]
}

上から順に。

“python.pythonPath”: “C:/Python27/python.exe”,

は前にも説明した通り、pythonの本体までのパス。
このパスが通ってないとVSCode上でPythonを扱えない。

 

editor.mouseWheelZoom”: true,

はctrolボタン + マウスのホイールを使った際に
文字をズームする設定。
Trueにするとホイールで文字のズームがコントロールできるのだ。

 

“editor.mouseWheelScrollSensitivity”: 4,

これはマウスホイールを操作した際に
何行画面がスクロールするかの設定。
個人的には4か5くらいがちょうどよかった。

 

“files.associations”: {
    “*.bat”:”javascript”,
    “*.jsx”:”javascript”,
    “*.jsxinc”:”javascript”
},

は、ファイル別の言語設定になる。
“*.jsx”:”javascript”と書けば
jsxはjavascriptとして認識される。
これでイチイチ開く際に言語を指定せずに済む。

 

“editor.renderWhitespace”: “all”,

これが、スペース文字を点に置き換えてくれる設定だ。

 

“extensions.autoUpdate”: true,

オードアップデートは言わずもがな。
勝手にインストールしたエクステンションをアップデートしてくれる。

 

“editor.renderIndentGuides”: true,

これがインデントガイド用の縦線の設定だ。
見た目でどうインデントしているのかわかるところが便利。

 

“editor.minimap.enabled”: true,

横に出ていたminimapはここで設定する。

 

“editor.rulers”: [80, 100]

これがルーラーの設定。
この設定では80文字目と100文字目に縦線が入る。

 

 

設定ファイルは他にも、
カスタマイズできる項目は多い。

基本的な設定項目の多くは日本語訳がされているので
検索に日本語入れればいくつかヒットする。
と、まぁ、こんな感じで時分好みの設定を施していく。

好みに合わせて改造していけば
VScodeがかなり使い勝手が良くなるはずだ。

 

 

ショートカットを変更してみる

ショートカットもちょっといじってみる。
変更のやり方は設定の変更方法と似ている。

まず、キーバインドファイルを開く。

まずはキーボードショートカットを開いてから・・・

 

 

今回は追加したいのでキーダインディング(keybindings.json)を開く。
これも同じくJsonで描かれているので
こんな風に追加していく。

 

 

こんかいはこれを追加してみた。

追加方法は・・・

 

 

左した辺りにあるキーバインドの定義を利用すれば
簡単に項目は追加されるぞ!

 

内容はこれ。

    {
        "key": "ctrl+numpad_divide",
        "command": "editor.action.commentLine",
        "when": "editorTextFocus"
    }

上からの意味は・・・

“key”: “ctrl+numpad_divide”,

まずこれは、ショーカットキー。
numpad_divideはテンキー(数値キー)側のスラッシュ(/)をい意味している。

 

“command”: “editor.action.commentLine”,

次にこれはショートカットで実行するコマンド。
この場合は選択中のラインをコメント化するアクションを登録してみた。
既存のアクションはgoogleなんかで検索すれば結構簡単にみつかる。

さすがググレカス

【Windows版】VS Code キーボードショートカット一覧 (オススメ付き)

参考にさせていただきました!ありがとうございます!

 

“when”: “editorTextFocus”

最後のこれは実行するタイミング。
この場合はテキストを編集中(フォーカスしている時)に実行するという意味。
ほかにも色んなタイミングがあるので探ってみると面白い。

 

と、まぁこんな感じでショートカットも比較的簡単に編集できるぞ。

 

 

関数リストっぽい使い方

VSCodeにはBracketsの様な関数リストが無い(今の所)
でも、関数リストっぽい使い方はできる。
関数リストってのは、コード内の関数一覧を表示する機能。

検索で関数を表す def (pythonの場合)と打って検索をかければ
こんな感じで関数リストが表示っぽい表示が出来る。

 

こんな感じ

ちょっとした豆知識w

 

次回こそはエクステンションを入れてみよう!
pythonのコーディングがダイブ楽になるはずだ!

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