睡眠と覚醒 セロトニンとヒスタミン 3


この話はネットで調べた結果と
個人の推測をまとめたものですので
詳しいお話は専門医にお尋ねください

 

ケンコー万歳

 

もう何年も睡眠不足

最悪の時は30分しか眠れない
仕事で忙しい事もあったが
無理に起きていたワケではない

眠れないのだ

俗にいう不眠症ってやつですね
不眠症ってのは

夜、無理に起きていて
日中、眠いだけの睡眠不足とは違う

不眠症は薬を飲んででも寝たい
そんな症状だと思う

こんな状態じゃ生活がままならない
それに分かってくれる周りの人は少ない
「はやくねればいいじゃん」とか
「俺も寝てないから大丈夫だよ」とか

他人に話しても
事の深刻さがあまり伝わらない

睡眠不足は、うつ病の元にもなる
現に自分も軽うつ病にかかった、あれはつらい・・・

なので、市販されている
睡眠改善剤ネオデイを買ってきた

飲んでみたところ
フワフワ~~~とした感じがして
すんなり眠ることができた

よかった、これで幾分か楽になる

 

おしまい

 

って、話ではない!

 

実は、この薬、
たったの6錠(3日分)で600円ほど
正直、続けると高いな~と思った

ネットで安い薬がないか調べてみたところ

こんな記事を発見

これによるとレスタミンコーワという薬が

”同じ成分”で安いと出ていた

レスタミンコーワ5錠とネオデイ2錠は
同じ成分を取るならレスタミンコーワの方が安いということだ
(注意:レスタミンコーワは説明書では一日あたり3錠)

 

 

では、そもそも、

”その成分”ってなんだ?

答えはこれ

ジフェンヒドラミン

この成分には
ヒスタミンを抑える効果がある

ヒスタミンとは

簡単に言うとアレルギーの症状の原因になる物質で
ほかにも、血管拡張などの効果もあるそうだ
さっきあげた、ネオデイもレスタミンコーワも
ヒスタミンを抑えるジフェンヒドラミンが含まれている

えっと、
ヒスタミンと睡眠の関係って?

調べてたら↑のような記事が出てきた

要約するとどうも、こんな事らしい

どうやらヒスタミンが
脳を覚醒することに一役買っている

ので

ヒスタミンを抑えるから
眠気が来るってワケだ
なるほど!

レスタミンコーワもネオデイも
この成分を取る上では同じだ!

ただ違う点がある
ほかに含まれているモノって?

レスタミンコーワには
皮膚の代謝を良くするために、
ビタミンB群も含まれている

レスタミンコーワを過剰摂取するということは
ビタミンBやほかの成分も過剰摂取すということ!

実際に使ってみたところ

5錠も飲むとノドが渇く、
といった副作用が強い

感じがした・・・

フラフラ感は同じくらい

一応同じ、睡眠効果はあるみたいだが

ほかの成分の過剰摂取になってしまうので
やめてくださいネ

今思うと、この薬は
アレルギー対策の薬

ん?
もしかして・・・・

俺はかなりのアレルギー持ちなのだが
アレルギー持っている人って
不眠症になりやすい?

体がヒスタミンを作り出す量が普通の人より多いとか?

 

 

そして、記事を色々あさっていて
ひとつ勘違いしていたことがあった

睡眠改善剤と睡眠薬は全くの別物

そもそも不眠の治療に
ジフェンヒドラミンは使わない

なんだって!
そうだったのか・・・・

これは大いなる勘違いだった

単に薬の副作用で、眠りに落ちているだけ
不眠を改善するものではない・・・
眠るきっかけを与えているだけにすぎない

 

 

 

なら、やっぱり

薬に頼らないのが一番

となれば眠れるような物質を
摂れればいいんじゃない?

安眠の成分てなにか調べたら

安眠にはセロトニンと出てきた

ぉぉ!これだ!!!セロトニン万歳!
セロトニンを多く取るぞーーーー

ここでも勘違いしていた

セロトニンは、とるモノ、ではなく
体が生成するもの

セロトニンを増やすには?
という記事もあった

不眠やうつ気味の人に
努力しなさいってのは
少々酷な気もするが・・・・

セロトニンは
トリプトファンという物質が元となる

このトリプトファンは赤身の魚や
大豆などに多く含まれているそうだ
ほかには、サプリもあったぞ

ここで疑問がひとつ、
自分は納豆も好きで一杯食べるし
肉類だって、鶏肉を食べているし
すじこなんて大好物だ!

それなりにトリプトファンを取っているはずなんだが・・・・

 

 

では

逆に

 

 

脳を覚醒 させている
ヒスタミンを抑えることは出来ないか?

ヒスタミンは、
ヒスチジンという物質が
元となっているそうだ

なるほど!

そこでヒスチジンが何に
多く含まれているか

調べてみると・・・

ヒスチジンはどうもタンパク質を多く含む食材に
多く含まれている傾向にある・・・

って

( ゚Д゚)え??

 

 

納豆にヒスチジンが多いぞ・・・
そして、鶏肉にも
赤身のマグロにも

おかしい、トリプトファンが
多く含まれている食材には
ヒスチジンも含まれている・・・

結局、
トリプトファンを取るということは
ヒスチジンも取るということになる・・・・

 

 

そういえば覚えがある

健康にいいからといって
プロテインを飲んでいたことがあったが
異常に眠りが浅くなってやめた
プロテインのもとは大豆だ

豚肉にアレルギーがあるみたいだから
鶏肉ばかり食べていた

まさか

普段の食事から
ヒスチジンを取り過ぎていた?
そういうことか?

ヒスタミンの合成量が自分の場合、ほかの人よりも多かった?

 

 

よく食べそうで、
ヒスチジンとトリプトファンの量を比較してみた

赤がヒスチジン
青がトリプトファン
()内は比率だ

100gあたり

鶏胸肉 1200mg 270mg ( 4 : 1 )

大豆 2300mg 1200 mg ( 1.9 : 1 )

のり 550mg 480 mg ( 1.151 )

カツオ節5600mg 1000 mg ( 5.6 : 1)

クロマグロ2400mg 300mg ( 8 : 1 )

シラス1100mg 470mg ( 2.3 : 1 )

 

こうして比較すると

まずマグロはアウト、
次にカツオ節も、ヒスチジンの方が多い
自分がよく食べている鶏肉の胸肉も同じく
ヒスチジンの方が多い

バランスが取れていたのは
大豆、シラス

最強はノリ、ほぼ1:1の割合で
トリプトファンとヒスチジンが
含まれている

むろんノリを毎日100gも
食べるのは至難の業だが・・・

 

悩みがある事以外で
不眠の原因があるとしたら

たとえば、鶏肉を食べすぎているとか
マグロをよく食べるとか
そんなことはないだろうか?

もしかしたら、食事で
ヒスチジンを取りすぎているのかも

悩んでいる人に、悩むなと言っても、
性格もあるから、なかなか難しい
そんな時は思い切って、

食べ物を変えてみたらどうだろうか?

もしかしたら眠りも変わるかも

不眠症が最後に行きつく先は
突然睡眠症候群(ナルコレプシー)
という恐ろしい病気だ

だから、不眠症を侮らないほうがイイ

若い人で、夜起きていても平気!
というのをよく聞くが
その末路が、ボロボロの人生では、意味がない

一度壊れたものを
治すのは大変なんだ

 

まとめると
睡眠改善薬はそもそも
不眠症の薬ではないので常用厳禁
ただ眠るきっかけを作る事なら十分効果あり

安眠は
ヒスタミンとセロトニンのバランスと見つけたり
ヒスタミンはヒスチジン
セロトニンはトリプトファン

それぞれ、タンパク質を含む食物に含まれる
どちらか一方だけ含まれるモノは無いみたい

比較的お互いの比率のバランスが取れているモノは
納豆、ノリ、シラスなど

バランスが悪いのはマグロ、カツオ、鶏むね肉

 

余談だけど

お酒による睡眠は質が悪い
しかもビタミンBなどを
消費してしまうので注意が必要

 

いやーこの年になって
色々勉強になったな!

というか、そもそも
ちゃんと調べろって話ですか??

 

さてそろそろ寝るとするか

それでは皆さん今日もよい眠りを
オヤスミナサイ


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