相次いで中止になっているマラソン大会。
一部のメディアでは「なぜ返金去れないんだ!」と報道されていたけれど・・・
メディアが感情論に惑わされず冷静に考えてみよう。
こちらのマツランチャンネルさんの動画で理由を教えてくれているので、
一度この動画を見ておいてほしい。
して、
マラソン大会の開催費用って?
面白い記事をみつけた。
まとめると・・・
いわきサンシャインマラソン → 約1.6億円
横浜マラソン → 約8.8億円
大阪マラソン → 約15億円
東京マラソン → 約38億円!!
参加者からの参加費用では全く足りず、
ほぼ50%近くがスポンサーによる協賛金なんだそうだ。
スポンサーさま、ありがとう!!
今度から地元の物いっぱい買う!
国内最大規模の東京マラソンの場合参加者からの参加費は予算全体の12%程度。
半額以上、25億円がスポンサーからの協賛金だ。
大阪マラソンの収支報告はこちら。
東京マラソンの収支報告書はこちら。
これだけお金をかけても開催するということは、
どれほど経済効果が大きいか伺えるし、
このコロナウィルスの騒動で、関係者がどれほど悩み苦渋の決断をしたのか。
よくよく考えれば・・・
タオル、メダル、計測チップ、ゼッケン、記録管理、完走証、
そのほかグッズなどの物品費用、エイドでの水、食料、荷物運搬、
スタート、フィニッシュ会場設営、道路整理、交通整理、警備、
道路占有手続き、シャトルバス、救護対策、選手保険・・・etc.
これ全部予算がかかるわけで、
参加費だけじゃ絶対に足りない。
しかも、それらを計画し、発注し、手配し、運営して後片付け、
なんだのかんだの、一体いくつの事を考慮に入れればいいんだよ・・・。
これ
運営している人たちホントに凄いと思う。
そう思うと、16200円程度の参加費で
ランナーたちは、ネットから申し込みを行い、あとは走って帰るだけ。
って、全然安いと感じる。
ちなみに参加者がフルに負担すると東京マラソンの場合参加費は10万円!
ひえぇ・・・。
今回はマラソン大会の費用をちょとだけ調べてみたけれど、
他のイベントもかなりの費用がかかっているのだから
特に払い戻しのあるようなライブ、コンサート関連は
中止になるとホントにきついだろうな~。
旅館や飲食街も同じく・・・。
この先々でコロナウィルス不況なんて無ければいいのだけれど・・・。