ズームフライは難しい靴 1


3月の東京マラソンでの設楽、9月のシカゴの大迫、12月の福岡国際の服部、今や日本マラソン四天王の4選手のうち、3選手が、ナイキのズームヴェイパーフライを使用している。

このズームヴェイパーフライはブレイキング2という人類未踏への挑戦で生まれたシューズだ。

ブレイキング2、つまりサブ2挑戦に対し、最終的には25秒まで迫ったナイキの一大プロジェクトは大成功に終わった。有名選手がこぞって使用し、市民ランナーでも手に入れたいと思うほど人気を博し、今年の箱根ランナーのおよそ41%がズームヴェイパーフライを使用していた。まさに一大旋風! (サブ2とは、フルマラソンで2時間切りをする事)

ズームを手にした元ランナーのスポーツライターがこぞってこのシューズの特異性のすばらしさをアピールする。1年前の記事からずっとそうだ。

ここ数回の大会でズームフライ(ヴェイパーの下位モデル)を履いている市民ランナーを必ず何人も見る。自分も去年店頭に置かれたズームフライを試し履き。その特異な感触に「スゴイ!」と、ついつい衝動買い。

1年経って3回ほどフルマラソンで使用し改めてズームについて考えてみた・・・

個人的なまとめは

・初心者は手をつけるべからず!
・あくまでミッドフッター、フォアフッターの走力のある上級者向け
・足の形によってはフィットしにくい
・コスパが高い

という感じ。

ランたなチャンねるにて
ズームフライの難しさを解説していた。

詳しくはランたなチャンネルでヴェイパーなどで検索するとすぐに出て来る。

タナーさん!いつも観てます!
勝手にチャンネルリンク張らせていただきました!すんません!

ズームフライやヴェイパーを買いたい人は
絶対この動画をみたほうがいい。

動画での開設の通り。俺みたいな素人ランナーでもわかる。

「なんとなく履けばいい結果が出るシューズではない」

まったくその通りだ。

とにかく、ズームフライ、ヴェイパーフライが特殊な事。走力やそれなりのランニング経験がないと使えない事、そしてズームを遣うこなす練習をしないと使えないシューズだという事。

絶対に素人が手にしていいシューズではない。
それどころかエリートランナーでも威力を導きだすのに苦労するシューズだと思う。

逆にいれば、このシューズを完璧に使いこなせれば、自己記録を大幅に押し上げくれるに違いない。

それにしてもナイキさんはとんでもないモンスターシューズを世に解き放ってしまった。


Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

One thought on “ズームフライは難しい靴