10月の出雲から始まった大学駅伝グランドスラムに
ついに決着がついた!!
何と何と
青山学園が三大会全てを制覇!
グランドスラム達成である!!
原監督は試合前に語っていた
「今年(箱根で)勝利出来れば、
青学の時代が来たということでしょう」
その言葉通りに、今後数年青学は箱根を席巻しそうな予感だ。
一体、この強者青学を
どこが倒すのだろうか??
これから、青学の首をだれもが狙う。
個人的に今年気になったのは記録。
ここ数年は、往復記録11時間を切る事が
当たり前になっていた。
特に青学が初優勝した2年前の記録は
あの東洋の10.51.36を破り、
10:49:27秒という前人未踏の記録をたたき出した。
翌年の箱根でも10:53:25と高速レースっぷりを見せつけてくれた。
ただ、今年の記録は11:04:10と
11時間を切れていない。
去年との記録差は実に10分弱。
距離にすれば、おおよそ3.5キロ、去年の記録から離されている。
悪天候で記録が伸びなかった、というわけでもなさそうだ。
これは選手層が
変わった事が原因だろうか?
とはいえ、2位の東洋との差は7:21と圧倒している。
大会全体的に記録が振るわなかった傾向にあるようだ。
「総合時間が早い」だけが駅伝じゃないのはもちろんだが、
11時間を切れなかったのは気になるところ。
もしかしたら、わずかな綻びが出てきているのかも・・・。
過去の優勝校を振り返ってみると。
箱根駅伝で特定の大学が台頭するば、
その大学が数年間勝ち続ける傾向にあるようだ。
昭和50年、第51回大会以降の優勝校をまとめると・・・
大学名 | 年 |
青山学院大学 | 平成29年 |
青山学院大学 | 平成28年 |
青山学院大学 | 平成27年 |
東洋大学 | 平成26年 |
日本体育大学 | 平成25年 |
東洋大学 | 平成24年 |
早稲田大学 | 平成23年 |
東洋大学 | 平成22年 |
東洋大学 | 平成21年 |
駒澤大学 | 平成20年 |
順天堂大学 | 平成19年 |
亜細亜大学 | 平成18年 |
駒澤大学 | 平成17年 |
駒澤大学 | 平成16年 |
駒澤大学 | 平成15年 |
駒澤大学 | 平成14年 |
順天堂大学 | 平成13年 |
駒澤大学 | 平成12年 |
順天堂大学 | 平成11年 |
神奈川大学 | 平成10年 |
神奈川大学 | 平成9年 |
中央大学 | 平成8年 |
山梨学院大学 | 平成7年 |
山梨学院大学 | 平成6年 |
早稲田大学 | 平成5年 |
山梨学院大学 | 平成4年 |
大東文化大学 | 平成3年 |
大東文化大学 | 平成2年 |
順天堂大学 | 昭和64年 |
順天堂大学 | 昭和63年 |
順天堂大学 | 昭和62年 |
順天堂大学 | 昭和61年 |
早稲田大学 | 昭和60年 |
早稲田大学 | 昭和59年 |
日本体育大学 | 昭和58年 |
順天堂大学 | 昭和57年 |
順天堂大学 | 昭和56年 |
日本体育大学 | 昭和55年 |
順天堂大学 | 昭和54年 |
日本体育大学 | 昭和53年 |
日本体育大学 | 昭和52年 |
大東文化大学 | 昭和51年 |
大東文化大学 | 昭和50年 |
おおよそ平均すると
4年程度優勝年を重ねるた後姿を消す。
この傾向からすると、
あと2、3年は青学の
時代が続くと思われる。
その後はまた新たな強豪校が合わられるのかもしれない。
この傾向が現れる原因はなんだろう?
もしかしたら、高校駅伝などで活躍した選手が
こぞって強豪校に入ってくるから?なのかも、と素人予想。
他には、監督交代などもあるだろな。
そして一度時代が終わると、
その後再び時代が来ることがない様にも見える。
これは優勝世代が卒業すると
途端に勝てなくなる。
と、いう事なのだろか?
とにもかくにも、
今後の大学駅伝どうなっていくのか?
俄然楽しみになってきた。
ちなみに、
個人的に今年の箱根は、
出雲、伊勢と成績の良かった、
東洋、山梨、早稲田が青学を倒す筆頭と予想していた。
さて!もう数時間で箱根駅伝!
青山、山梨、早稲田、東洋、
この辺りが俺は本命
日体大と駒沢もここに絡みそう
そんな予感!— 半袖船長 (@CaptainHansode) January 1, 2017
結果的にはおおよそ予想どおり、
東洋と早稲田が青学を追う展開になった。
が、山梨が全く振るわなかった。
それどころか、9区で無念の繰り上げスタート。
結果は17位。
どうした!?山梨!
どうやらニュース記事を追ってみると
一区佐藤選手が体調不良で伊藤選手と交代。
二区のニャイロ選手もくるぶしのケガで不調。
この一区、二区での出鼻をくじかれ、
全体的に振るわなかった様だ。
往路での記録は5:41:56
復路は5:47:21
トップとの差はそれぞれ、8:11と16:56。
出雲、伊勢であれだけ競った強豪校とは思えないほど
記録も伸び悩んだようだ。
やはり駅伝は何があるか分からない。
山梨学院は実力ある選手がそろっている。
必ずや今年の駅伝で、青学の首をとってくれると願っている。
さて、箱根は終わったが
マラソンシーズンは今が最高潮。
1月2月と大型大会が目白押し!