バス事故で見るシートベルトの重要性


今朝、恐ろしいニュースが飛び込んできた

いつもツーリングで通る
軽井沢にある碓氷バイパスで

バスの転落、横転事故が発生した
14人死亡、27人重軽傷の大事故だ

 

おそらく、多くの人がこのニュースを見て驚いたことだろう。

この碓氷バイパスはもう何度も通っている馴染の道だ。
今日のバイク 18号vs19号
今日もバイク 恐怖の軽井沢

道なりは軽井沢から群馬は安中市まで、ほとんどが下り。軽い沢側は、ちょうど峠を超えたあたりで軽井沢に向かって緩く下っている。

この道の怖い所は、街灯がない事と記憶が正しければめぼしい反射材もない。道なりもヘアピンが連続していて、ブレーキを使いすぎるとブレーキが利かなくなるペーパーロック現象が起きかねない。

このバイパスでは一度、雨と霧、そこに暗闇という最悪の条件が重なって、ものすごく怖い思いをした。その時は視界ゼロ。何とか前を走るトラックのテールランプを追いかけることで無事に安中市まで抜けることが出来た。

今回のバス事故は軽井沢に向かう登りで起きた。今出ている情報では、ブレーキトラブルが原因と分析されている。

個人的には、スピードの出しすぎに加えて、先も上げたように緩いカーブには反射材がない事も影響したのではないかと思う。反射材があれば、多少手前から減速できたのかもしれない。

そして何よりも
今回の事故の死亡原因

頭のケガが多く

そして、死亡した乗客は車外に投げ出されバスの下敷きになってたそうだ。

 

深夜のバスは、おそらく仮眠をとっている人も多いだろう。そんななかシートベルトなしの状態で不意に強い衝撃がはしり、車内で頭を強く打ち付け、その後車外へなげだされる。

どれくらい凄まじい衝撃か想像できるだろうか?

こちらの映像は中国で起きた、バスの横転事故の様子。

こちらは別の事故映像

運転手はシートベルトをしていなかったせいで、車外へ投げ出されてしまっている様子が分かる。

事故での衝撃がどれほど強烈なものか、これで理解できる。

この衝撃を仮眠でウトウトしている状態の人間が食らったら、ひとたまりもない。一つ目の映像では気を失った運転手がシートベルトに引っかかり、座席からうなだれている様子が分かる。気絶しているとはいえ、何とか車内にとどまっている。

衝撃で車外に投げ出されることをシートベルトが防いだのだ。

この運転手は助かったそうだ。
ケガあれど命が失われることに比べたら・・・・

最後の命綱はシートベルトなのだ。

今回の事故では、ほとんどの乗客がシートベルトをしていなかったそうだ。もしシートベルトをしていたら助かった命があったかもしれないと思うと。悔やまれてならない。

シートベルト着用は任意ではなく義務化されている。もしものことが今回実際起きてしまったのだから、今までシートベルトをしていなかった人たちは、シートベルトの重要性を考えてほしいと願う。

 

なくなられた方々の御冥福をお祈りします。

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