ボブと夏の帝王の冒頭


ある国に二人の王子がいた

一人は明るく、無邪気で元気いっぱいの

アフロの弟の子ボブ

もう一人は少し内気だけど、
なんと不思議な力で

周囲を夏に変えてしまう
兄のジョナサン

二人はそれはそれは
とても仲が良く
いつもいつも
二人で遊んでいた

ある日

兄のジョナサンはボブに、
夏を見せて!!、

いっしょに砂のお城を作ろうよ!!

と、せがまれた
もう辺りは真夜中である・・・

兄のジョナサンは、最初は嫌がったが
我慢できず、弟と一緒に遊び始める

砂のお城を作ったり、

波の掛け合いごっごをしたり

それはそれは楽しいひと時だった

だが

ふとした事で、
弟のボブが倒れて気を失ってしまう・・・・

兄は焦った!

「お父さん!!、お母さん!!
助けて!!!」

 

駆け付けた、お父さんは
意識のないボブを見て

とっさに魔法の仕業だと気づく

王様「すぐに、アロハ大王にお会にならなくては!」

そういうと、一家は、村人には秘密に
オアフ島に住むというアロハ大王に行った

アロハ大王は、弟のボブを見てすぐに

「これは夏の魔法
熱中症だ!!」

「ジョナサンお前の魔法は
これからも強くなっていく」

「地球温暖化の原因になるかもしれない」

「今は、その力をあまり使わない事だ・・・」

 

弟はアロハ大王がそっと手をなでると
不思議な事に、気を失っていたことが
嘘のように目を目覚めた

それまでの兄の思い出を失って・・・

 

何年か年がすぎて・・・

 

ボブは成長しますます元気なる

でも・・・・

ジョナサンは心を閉ざしていた・・・

ボブがジョナサンに話しかける
「ねぇいっしょに砂浜で遊ぼう!」

でもジョナサンは
「ごめん、今日は遊べないの・・・
きっと明日もあそべない・・・」

 

何年か年がすぎて・・・

ボブがジョナサンに話しかける
「今日こそ一緒に遊ぼう!
太陽がこんなに輝いてる!」

でもジョナサンは
「ごめん、今日は遊べないの・・・
きっと明日もあそべない・・・」

 

何年か年がすぎて・・・

ボブがジョナサンに話しかける
「いつから僕たちは遊ばなくなったの
なんで遊んでくれないの

また一緒に砂のお城を作りたい・・・」

 

数年後、王様と王妃様は
台風におそわれ死んでしまった

 

でも弟のボブはずっと、
兄のジョナサンに話しかけた

「アニキおれどうすればいいかな??
たまには遊ばない??砂浜で・・・」

 

 

数年後だった

兄が王冠を継承するその時まで・・・
そして、事件は起きる・・・

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