人はなぜ暗闇が怖いのだろうか?
暗闇をナントも思わない生き物もいるわけで・・・
色々調べたら・・・
人は元来、暗闇を恐れる
なるほど~~(*’▽’)
このメカニズムは、まだ人間がサルだったころ、
捕食者から身を守るため、
群れで生活していた時代までさかのぼる
たしか、海外ドラマCSIのセリフでこんなものがあった
「私たちは、暗闇を恐れ、
そこから逃げ出した者たちの子孫なんだよ」
暗闇に何か(捕食者)がいる、と
脳の恐怖を作り出す部位が感じ取り、
身を守る様に体が反応する
これが人が暗闇を恐れるメカニズムなんだそうだ
確かに( -`ω-)
人間は捕食者よりも力で劣る場合が多い
だからこそ、事前に厄介を回避するように
暗闇を避けることを選択したんだろう
暗闇を恐れるのは、
人が生き残るための生存本能だったのだ
逆に捕食者は闇に潜むのは
獲物を得やすいという事を利用しているからなんだろうな~
ライオンは本来、夜行性だしね~
ほかにも、たった一人でいると急に不安になったりするのも
群れで生活していたころの名残だろう
良く、背筋が凍るって表現があるじゃない
寒気が走るとか
あのメカニズムも、どうやら生存本能の一部らしい
寒気を感じている時
実際に体温が下がっているんだそうだ
捕食者の目をごまかそうと体温を下げる
体温で獲物を追う捕食者は。。。
そうか蛇だ!(´゚д゚`)
蛇はピットと呼ばれる器官で獲物の体温を感じ取る
なるほどな~、
太古の昔から人は蛇を恐れてきたんだろう
聖書で蛇が悪者扱いされる理由もわかる気がする
まだまだある、
オカ板でよくみる
幽霊を見た時の当事者のリアクション
あまりの恐怖に、ソイツから目が離せず
身動きが一つもとれず
おまけに出そうと思っても声が出ない
これも生存本能の一つ
別に恥じることは無い
体が自分を守ろうと、最も基本的なプロセス
敵に見つからないように、”じっとする事”を実行している
目が離せないのは、相手の行動をよく観察するため
身動き取れないのは、下手に動くと
捕食者が動きに反応するから
(ほらクマに出会っても、急に逃げだすなって言うでしょ)
声が出せないのは、音を出せば居場所が分かるから
しかも、この身動き取れない時には
副腎からアドレナリンが大量に放出され
全身はすでにデフコン1状態
その証に、
オカ板でも恒例の、友達の声などで
急に体が動くようになり、スゴイ勢いで逃げ出した
ってのがまさにソレなわけだな~
追加して、
恐怖で冷や汗が出るってのは
どうも、捕食者に襲われた際に
噛めないように汗で滑りをよくしておく、
という仮説だそうだ
つまり恐怖というのは
最強の護身術なわけだ
ちなみに、人が嫌う動物は面白いことに
世界中で大体共通している
クモ、蛇、ネズミ
クモは毒をもっているし、ヘビは狡猾な捕食者だ
そしてネズミは病原菌をバラまく、
人が嫌って当然なのだな(´ω`*)
そういえば怖い話に、よくウジとか
血だらけとか、死体とか、スプラッター要素出てくるけど
毛嫌いするのも、人の進化の中に秘密があるのだろう
死体は腐れば伝染病のもとになるわけだし
それを暗示するウジも同様のサイン
なにせ日本の神話の神伊弉諾尊(イザナギノミコト)は
死んでしまった妻(伊邪那美、イザナミ)を救おうと
黄泉の国に行きそこで
腐ってウジの湧いた妻の姿を観て
それまでの恋心をブっとばして
逃げ出しますからね
神様でもかなりビビったらしいです(・∀・)
この一件でキレたイザナミは、人間を1日に1000人殺すと誓い
それに対抗するため、イザナギは
1日に1500人の人間を生むと誓ったそうです
ウジについても彼らは自然界の掃除屋
ウジって腐った肉しか食べないんですよ
それを利用した治療方法ってのも現在ある位
逆に清潔なものが神聖ってのは
ようは病原体がいない様子の表れなんだろう
神道の禊ぎ(今でいう手水舎)も、
清潔にする行為そのものだし
塩や酒(アルコール)は細菌が繁殖しにくい環境だし
塩に限っては色白いしね~~~
白い衣装や白い紙なども同じように清潔の表れなんだろう
その名残からか、医者や料理人は
今でも白衣を着るでしょ
んじゃ人って
なんで怖い話スキなんだろう
中には心底嫌いって人もいるけど
結構な人は心霊写真をテレビで観たり
肝試しをしたり、オカ板をあさったり
これって、人間本来の好奇心と
未経験の危機的状況を
シミュレーションする行為って事なのかな
いわば恐怖トレーニング?
インフルエンザの予防接種みたいな感じ?
日常に生命を脅かす危機的状況が無さすぎるので
簡易的な恐怖体験で、恐怖システム全体を
活性化させていこうって事なのかもねw
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