前に、ちょっと不思議な科学を紹介していたカク博士
http://www.sakaiden.com/?p=2303
http://japan.discovery.com/series/index.php?sid=866
SFと現実の接点は??とい疑問にカク博士が答えてくれる。
今日見たのは宇宙船
まえに、星を破壊するレーザーを作ってもそれを持って行けないじゃん
とツッこんでいたが、この宇宙船ができれば
これがあれば持って行けるじゃないかね
ということで、
カク博士が考える宇宙船の難題は燃料
今のスペースシャトルは打ち上げだけで、全燃料の95%を使い果たすそうだ
この燃料では地球の隣の恒星にすらたどり着けない。
博士が考える第一候補は、プラズマ。
好きだな、博士。前にもプラズマ出してたな。
ただ、コレでも不足。しかも、まだまだ大量に必要だ。
ということで、お次はソーラーセール。
これは、恒星の光を背にしてヨットの様に進む。でも、まだまだ不足。
そこで登場するのは反物質、スプーン一杯で核爆弾の何千倍のエネルギーが取り出せる
しかも、この反物質。実は現実に研究所で作り出されているのだ
ただし、前にナショジオでやっていた内容では
その量は、トンでもなくすくない。粒子レベルの少なさだったはずだ。
さらに弱点は、この反物質はすぐに消えてしまって、保存する方法が無かったはず(違ったかな)。
でもひとまず、カク博士はこの燃料こそ理想的だと太鼓判を押した
問題はまだある。無重力に長時間さらされるので
人間は筋力が落ちる。さてこの問題はどうするのか?
答えは、重力を作り出す。
遠心力で!!
なんだか・・反物質に比べるとローテクですね、博士。
という事で、博士が考える宇宙船プラン1は
反物質燃料+遠心力。
でも、まだまだコレで終わらない
お次は、ワープ
いくら反物質燃料を使っても、光速度は出せないし
光速だとしても、隣の銀河にたどり着くのにも途方もない時間が必要だ。
ちゅー、ことで、
なんと時空をゆがめて光速度以上の早さで宇宙を進む考えを博士は話し始めた。
驚いたことに、時空をゆがめる事は可能だそうだ。
問題がある。ゆがめる為に使う負のエネルギーだ。
博士の宇宙船では
惑星一つ分の負のエネルギーを放出し、時空をゆがめる膜をつくり
宇宙船を進ませるのだ。
負のエネルギー、こちらも研究所で観測済みの実在のエネルギーだそうだ。
ただ、観測したのはやっぱり極小の世界での話。
博士が考える、宇宙船の為に使う負のエネルギー量は木星一つ分・・・・。
んー、反物質と同じで、ちょっとキツそうですね博士。。。
今の人間が使う技術では、まだまだ無理そうだ。
でも、
5000年前の人たちは
今の人間みたいに、パソコンや電化製品なんてしらなかったし
電気なんてものを知らなかっただろうから。
50000年後にはもしかしたら、反物質も負のエネルギーも
簡単に扱える時代がきているのかもしれないなぁ。
ありえねーってバカにしてても未来は分からない訳ですな
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