アラン・チューリングってサブ3ランナーだったのか!!
全然知らなかった・・・。
記録は2時間46分03秒。
これは市民ランナーではハイレベルの実力!!
数学者としての才能に加えてランナーとしても有能だったとは。
天は二物与えてますね~~~(*‘∀‘)
もしかしたらランニングのみに集中していればオリンピアンにもなれたかも?
数学者のように「あるテーマに没頭するようなタイプの人間」にはランニングは持ってコイなのかもしれない。
今日では日常で使うことが当たりまえとなったパソコンやスマホ、タブレット。
その根底を支えるのはコンピューター技術。
そのコンピューターの基礎は一人の天才数学者アランチューリングによって考案された。
アランはいわばコンピュータの父とも言える存在だ。
彼は数奇な運命に振り回され、41歳の若さで自殺する。
そんな彼の半生が描かれたのが映画「イミテーションゲーム」。
この映画には主人公アランが疾走するシーンが登場する。
今までこのシーンは「アランのストレスのはけ口の表現」と思っていた。
が、実際にアランがランナーとしても類まれな存在だった事を表すシーンでもあったのだ。
なんて奥が深いんだ!
数学研究や暗号解読、コンピューター理論を構築する傍ら、合間をぬってランニングをしていたのだろうか?
サブ3を達成できる実力からして、相当な走り込みをしていたことは間違いない。
イミテーションゲームでは、そんな一般には知られていない様なところも逃さず描写している。
ということは、アランを表現する上での基礎となるバックボーンの構築はとても繊細な作業だったに違いない。
きっとリサーチも大変な事だったろう。
そして、市民ランナーとしてのアランの表現をサラりと映画に盛り込む上手さ。
改めてイミテーションゲームが良くできた映画だということが分かった。
今度この映画を見るときには、アランがすばらしい市民ランナーだった事を想えば、この一層映画が面白くなるかも。
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