知者


今回の歴史秘話ヒストリアは武田信玄の一代記、甲陽軍鑑について。

この甲陽軍鑑は長い間、偽書とされてきたのだが
それがナント真実であったのでは?という可能性がでてきた!

その事を発見したのは国語学者、酒井憲二先生。
酒井先生が注目したのは言葉の変化。

甲陽軍鑑は出版されるたびに少しづつ言葉が
その時代の言葉に置き換わっていったそうだ。

酒井先生は、この言葉の変化と単語その意味を追って行き、
古い日本語が沢山現れる写本を手に入れた。
その古い日本語は正に戦国時代の言葉だった。

古い日本語で書かれた写本が現れた事で
甲陽軍鑑は偽書ではなく紛れものない信玄の真実の物語。
酒井先生はこう結論付けた。

なるほど!

こういう歴史ロマン好きだわぁ

 

 

番組は甲陽軍鑑の作者の話になる。

甲陽軍鑑は高坂弾正という武将が語った言葉を
部下がまとめたものなんだそうだ。

高坂が語った言葉をそのままに文章にしたため
ドラマチックな内容になった。

 

ではなぜ高坂は口伝で軍学書をまとめようと思ったのか?

実は高坂は百姓出身だったために字が書けなかった。
代わりに高坂は相手の話をよく聞きよく覚える事を徹底した。

それは主君、信玄も例外ではなかった。
信玄から多くの話を聞き、多くを学んだそうだ。

 

ある日、高坂は信玄からこんな話を聞いた。

日々の心得とは
誰からも話を聞くことだ

一日に一つ
一か月で30
一年で360聞く事になる

さすれば前の年よりも自分は大きくなる

このように勤めるものは
たとえ読み書きが出来ない百姓でも

この信玄は「知者」と呼んで大事にする

 

泣いた。
なんて!いい話だ!

こうしたエピソードが甲陽軍鑑を
より人間臭くより一層ドラマチックに仕立て上げていったのだろう。

 

いやはや

 今回のヒストリアは
ジワリと心にささったなぁ・・・

自分ももっと勉強して知者にならなくては。

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