な!なんやて!工藤!
ホンマか!!
と思わず大声が出てしまうほど
欲しかったものが
メチャクチャ安く売ってる!!
あまりにも安いから
偽物か、もしかしたらアウトレットなんじゃないか?
と、疑いたくなる安さ。
欲しかったのはアルパインスターのバイクブーツ。
店頭では24800円の品が
何と!15800円で売られているではありませんか!
最初はてっきり中古かと思ったくらい。
店の説明では直輸入で安く仕入れているから
安く販売できるっと輸入直販店ならよくある説明。
本物か?偽物か?
ってーーい!!(=゚ω゚)ノ
買だ!買!
騙されたと思って買ってしまえ!
と
意気揚々と早速購入。
購入ボタンをポチってから一晩たって
ようやく入金要請メールが届く。
速攻で入金。
店の説明では入金後1~3日で発送すると書いてあった。
購入すると現物が早く見たくなるのが心情。
そんなもんだから、発送メールがいつ届く?いつ届く?
と、一日中メールボックスとにらめっこしていたが・・・
一向に発送メールが来ない。
コンチキショー!一体どうなってる?
やはり詐欺なのか!?
んー、まだ発送の連絡がない。本気の詐欺か?
— 半袖船長@横浜マラソン中止、無念 (@CaptainHansode) November 8, 2017
と、ヤキモキしていたのだが
ふと、ここで気づいた事。
以前こんな話を聞いたことがある。
お隣韓国の話だ。
韓国では日本以上に通販の便利さ競走が過熱していて
注文から到着まで何と数時間!というサービスがあるらしい。
数時間って早すぎだろww
と思っていたら、利用者からは・・・
「注文から3時間”も”経っているのに
まだ商品が届かない!」
と苦情が入ったそうだ。
(本当かどうかは知らない)
聞いていた時は何だかアマゾンのプライムが可愛いなw
って思ったくらいだった。
そこまで便利さを求めるか??
と。
ちなみに、アメリカの都市部にも
この注文から到着まで数時間というサービスがあるみたい。
でも、今回
自分も今の便利さに依存している
事が分かった。
アマゾンなら、ポチってから商品発送まで
早ければ数時間でメールが届く。
うまくやれば、深夜3時に注文して翌日昼過ぎには商品到着
なんてこともできる。
便利だ。
すごく便利だ。
この便利さのおかげでここ10年以上通販率は異様に高い。
自宅で欲しいものが手に入るんだから、そりゃもう。
で、その
便利さに依存したが故に
ちょっとした事ですぐに動揺する
そういう癖がついているらしい。
アマゾンなら注文から数分でメールが来る。
数時間で発送のお知らせが来る。
今回注文した店は何やってるんだ?
早く発送しろ。
俺は入金ずみなんだぞ?
と、こんな具合だ。
そういえば、クロネコヤマトとamazonで
ゴタゴタがあったのは記憶にあたらしい。
配送スタッフからしたら、心底しんどかった事だろう。
自分も配送のバイトをやったことがあるのでその気持ちがよく分かる。
最近は配送が来たら
「台風どうっすか?大変っすよね。ホントありがとうございます」
と、少しでもスタッフさんをねぎらうようにしている。
とにかく、自分の要求が満たされるまでの時間の速さを求めるが故に、
実際に配送してくれる現場の人たちの働き方を大いに歪めて
無理をさせて、酷使してきた、
それが今の現実なんだと思い知らされた。
でも人は慣れたものから外れると
直ぐに拒絶反応を起こす。
今回の俺がそうだ。
注文してからもう1日たったのに
入金してからすでに1日たったのに
まだかよ!早く商品を発送しろよ!
って感覚は正に
amazon依存症そのもの
なのかもしれない。
思えば、昔の通販は”ハガキ”ベース。
はがき、または応募書類に記載して
それを送り、届くまでおよそ1週間。
その間ずーっと楽しみに待っている。
あの時の気持ちを想いだした。
もしかしたら、
今の現実は仕事で自分の欲求がすぐには達成できない。
だから通販のような”すぐに結果が出るもの”に依存するのかも。
そして、通販は100%成功する狩りだ。
100%成功する仮だから、
ちょっとでも上手く行かないとすぐに不満が出る。
なんだか勝手にガテンがいってしまった。
とりあえず、
果報は寝て待て
よきことは、
しかるべくして伝わる。
まぁ、焦らずに。
ゆっくり待とうぜ
ってことですわな。
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