会社でPhotoshop周りのプラグイン作成のアレコレを色々調べて、
そこで分かったことをチョコッとメモ
自宅にはCS5シリーズしかないので
検証できないのでイタイが・・・
とりあえず、ざっくりと分かったこと。
まとめておこう。。。
その1
CSシリーズ(Creative Suite)と
CCシリーズ(Creative Cloud)では
UI仕様が大きく異なる
これは知る人にはいわずもがな。
CSシリーズ > flashベース
CCシリーズ > html5
となるので、
flashベースで開発していたプラグインはUI周りを全て刷新する必要がある。
ってクソメンドクせ~~~じゃないか!!!
どうしてこうなったか??というと・・・
2000年~2009年くらいまで(かな?)ネット上の動的コンテンツの下地を席巻したのはflashだった。
だが2015年には世間がhtml5へ移行しflash時代が終了。
adobeもflashの開発を止めてしまった。
(ちなみにこの原因を作ったのが、かの天才スティーブジョブズだとも言われているw)
flashベースで開発してきたUI周りを刷新するための「一発変換」できる、
いわゆるエクスマキナ(的)な何かがあるか探したが・・・
残念(゚Д゚)ノ
ありませんでした
なので、flashベースUIは全部作りなおしてください!
ひえぇぇぇぇ(ノД`)・゜・。
無駄なコストが発生するだろが~~!!
何してんねん!!ってかflashたんカワイソす・・・
その2
CCだけはflashとhtml5のUIを両対応
先にも挙げた通り、CC以降はhtml5仕様なのだが
実は・・・
CS > html5× flash○
CC > html5○ flash○
CC2014 > html5○ flash×
CC2015 > html5○ flash×
という事で、CC2014以降はflash未対応ですが・・・(てか下位互換対応しろよ・・・)
なんとCCだけはflashベースのUIとhtml5両方が使えます!
(ただし、html5の仕様は最下位バージョンですが・・・)
なので会社としては、今までのプラグインを刷新する前に
ひとまず「CCに逃げる」って対応が考えられます。
今のところ、この解決方法が最もローコストかも??
しれませんが、無論今後を考えたら、今html5に刷新した方が無難です。
これは現場次第でしょう・・・うちは今CCに逃げてます。
無論新規のプラグインはhtml5で作成してます。
何度も同じこと言って申し訳ないが・・・
下位互換対応しろって・・・・とボソっと愚痴ってます
その3
プラグイン作成の代表的な環境
実際に作成するためには、テキスト帳があれば作れるんです!
でも、それではメンドクさすぎるのでやりません。(やりたくない(゚∀゚))
そこで登場するのが統合開発環境(的)なヤツですが・・・
主に2種あります
Eclipse
Brackets
それぞれの導入方法はすでに検証されてますので、
そちらを参考に!(なんて他力本願・・・)
世間的にはBrackets押しです。
理由は色々ありますが、
EclipseがCC2015未対応??(らしい)な事と、
Bracketsの方がプラグインの構造が単純で分かりやすい
って点が挙げられます。
使った感触は
確かにBracketsの方が簡単で直観的です。
Eclipseはデバッグ機能が強力そう。
といったところ
ほか、各バージョンの対応は
Eclipse
CC > ○
CC2014 > ○
CC2015 > ×
Brackets
CC > ×
CC2014 > ○
CC2015 > △
ただし、これはプラグインの仕様を決める(使用環境を宣言)するファイル
manifest.xmlの中身次第です。
manifest.xmlの中身をちゃんと書いておけば、
EclipseもBracketsも両方問題なく
CC~CC2015のプラグインを作成できます。
会社で検証した所html5対応の最下位のCCベースの開発であれば、
上位互換問題ありません。(今のところは・・・・)
方法については・・・・
時間のあるときにまとめます。。。タブン。。。。
(↑って事は、俺氏はやらないって事ですねwww)
その4
自作プラグインの使用にはレジストリの書き換えが必要
テスト環境ではレジストリの書き換えが必須。
レジストリ欠き替え方法は、先ほど挙げたサイト様に詳細ありますのでそちらを
(だからドンダケ他力本願なんだよwww)
世間一般にプラグインを配布するにはAdobeに申請する必要があります。
でも、会社で開発しているプラグインをイチイチAdobeに申請なんてできません。
ってか情報機密的に無理っすよ・・・そんなの・・・
って事で、起動バッチを作る必要があります。
特にレジストリって何??って人がいる場合には必須。
ただし・・・、レジストリの書き換えはセキュリティ的に脆弱になるので注意!
その5
プラグインの配布はAddonオンリー!
先にも挙げた通り、世間に自作プラグインを広めるにはAdobeに申請します。
申請するとAdobe Addonサイトに掲載されて多数のユーザーに使ってもらえます。
プラグインの入手もAddonのみです。
Extension Manager CCはすでに終了しているので、
間違っても使わない事!!
自分のWebサイトのみの公開に限定したい!!っとなると、
使用する相手側のレジストリをかき替えるような作りにしないといけません。
追記16/4/11:Extension Manager コマンドラインツールを使用することでインストール可能だそうです。
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/installingextensionsandaddons.html
んー、なにか全てをAdobeに支配されているような。。。
Adobe様オソロシ
最後に
参考にさせていただいたサイト様を列挙
感謝です!!
http://p-diary-tera256.blogspot.jp/2015/02/photoshop-cc-20141.html
http://rarihoma.xvs.jp/2014/08/23/1/