ネタバレ注意
映画三昧の週末!
その中で一番のお気に入りはコレだ!
ゴーンガール
ある日妻が失踪した・・・。
まるで夫に殺されたかの様な証拠を残して。
そこから徐々に明るみになる夫婦の確執、
そして妻の正体とは?
デビットフィンチャー監督の傑作サスペンス!
いやはや。。。
新たなトラウマレベルの
恐ろしい女が登場してしまった
怖すぎだよ・・・
デビットフィンチャー監督の作風はこういう映画にはホントピッタリだ。デビットフィンチャー監督でなければ、ただのギスギスした夫婦関係ドラマ映画にしかならなかったろうに。
今まで映画に登場したトラウマレベルの怖い女はいろいろといた。
ここに新たにアメイジングエイミーが加わった
ホラーとは全く違う、精神的怖さ
なんていったらいいか、ビョーキだよ・・・
とにかく怖い、関わりたくない
そして、この映画の面白い所は、結局
夫もろくなヤツじゃない点
観終わっても全然気持ちのいい映画では全くない。
たぶん普通の映画じゃ、夫はいい人間設定で最後は妻の殺人がバレてハッピーエンドってプロットになるだろう。
どんな怖い女の映画にも、どこかしら最後には救いがある。相手の女が死んだり、捕まったり。なにかこう安心できる要素が一つはあるものだ。
が、この映画
最後の最後まで救いが無い
でもそこがいい!!そこにシビれる!憧れるぅ!
それにしたってエイミーの作戦のドツボにハマりすぎだろ・・・最後だってなんとか盗聴器でもしかけて裏とりゃいいのに。
夫がとことんまでツイて無い点も面白い所。事がうまく行くかと思った矢先にかならず邪魔が入ったり真相がばれたり・・・。
あとマスコミ連中も酷いのなんの、状況証拠だけを積み上げて最後は犯人に断定する、やたらアイコン的なキャラクタをテレビで作り上げるというありがちな偏向報道姿勢。
どこぞの放送局を見ている様だよww
ほかに事件のあらましが終わると大笑いして去っていくあの弁護士。なんていうかアメリカらしいっていうか。
結局妹のマーゴだけが同情するだけという荒みきった人間関係。
いやーーー・・・・
なんでこの映画を週末の映画三昧の最後に観てしまったんだ・・・
後味悪すぎだろ!!
炭酸が完全に抜けて2日たった温かいビール並みに後味が悪い!
あぁ~~これ観たあとベイマックスとか見ればよかった・・・
だからこそこの映画は素晴らしい!
そういう映画はなかなかないものだよ
実際に世の中にいそうだよなこういうエイミーみたいなサイコパスタイプのえげつない女。なんて言ったか?嘘と偽りで自分のキャラクタを作る精神障害の一種。社会適応障害だったか??
こういう病気の様な精神は一生治らないんだろうかな・・・