今ヒストリーチャンネルを見ていたら
徳川綱吉の汚名返上という番組がやっていた
そこで登場したのは生類憐みの令
生類憐みの令について
皆が知っている事は
ハエやカすら殺してはいけない
というバカ令
が大半かと思うのだが
実際は違うようだ
まず、
当時は辻斬りが当たり前だった
人を殺しても構わない
むしろ人を1人、2人殺すことが武士の常識
殺人が正当化されるような時代に
命を大切にせにゃいかん!!
という、当時としてはかなりぶっ飛んだ法令
それに加え
生類憐みの令には
実は、人命保護もその要項に入っている
つまり、社会福祉の前哨
今の時代にある、当たり前の精神につながる
先駆的な法令だった
どうしても教科書なんかでは
犬を殺すと、死罪もあり得るという
極端な部分にスポットが当たりがちで
そこから誤解が生まれている様だが
実はよく読み解くと、こんないい一面もある
歴史というのは、なかなか面白いものだ