How did you do that?


ネタバレ注意!

 

レッドライト見たー!

そして、オチは見事的中!

というか、
いくつか予想していたオチの一つが
当たったって程度かな(*´з`)

いやはや、久々に脚本の妙義をみました

この映画の面白い所は
オチの謎解きのヒントがちりばめられてるところ

マシスン博士が冒頭から主人公に
「貴方は立派なキャリアが詰めるのに
なぜこんなことをしているの?」

とか
もっと具体的に

「疑うのは方法の欠陥」
「データの不備」
「不適切な制御」

と言っている所なんかは
ヒントというか謎解きの方法そのものだよね

 

間違った、あるいは操作された集計結果、
勘違い、思い込み、錯覚、誤認識
あらゆることを利用して
いわゆる”超能力者”はトリックを仕掛ける

それに、前にもどこかで挙げたように
”人は期待した結果を見たがる性質”があるので厄介だ
先入観は目を曇らせる

そもそも自分が知っている常識なんて
この世界で誰一人として保障してないってのにな

人間が如何に騙されやすいかを確かめる実験に
ワインの試飲実験がある

高いワインのラベルを張った瓶に
安いワインを入れて飲ませたところ
ほとんどのすべての人間が、
「うまい!味わいに奥行や広がりがある!」
なんて大喜びしたって話だ

ほかにも歴史上実際に、マジシャンのトリックを見破れず
「超能力が実証された!!」
って科学雑誌に載せちゃった研究所もある

もちろんその研究所は後にぶっつぶれた

みんな冷静になって事実を直視しするんだ!!
ユリゲラーが曲げられるのはスプーンばっかり
曲げられそうな金属製のものは
その辺にあふれているのになw

 

マシスン博士の言う通り
スプーン曲げるより

100メートルを10秒ちょっとで走れる方が
よっぽど超能力だって話だ

 

劇中、興奮気味の主人公の周りに起きる怪奇現象は
いつでも電化製品の異常か、何かが飛んでくる
そして、主人公が「俺には超能力がある」って言っている点

このあたりから

ああ、こいつ感情が高ぶると
超能力使っちゃうヤツで
だからこそ、シルバがペテン師だと
執拗に調べているんじゃないか??

と予想に行きつきわけですわ

 

このオチに比べたら、コナンの事件のトリックの方が
よっぽどひねくれてて意味わからないの多いよw
最近こじつけっぽいの増えてきた気がするし

 

オチから察するに主人公は
普通の人間である事を確かめたかったか、
または世界のどこかに自分の仲間がいること、
自分が世界で一人じゃないってこと
そういう事を証明したかったのかもな

ようは寂しがりやさんだったってところ

たった一人だけの超能力者なんて
その存在がまるで
ペテンのようなものだからね~

 

最後、How did you do that??の答えだが
あれは主人公の電化製品いじっちゃう能力で
劇場の巨大なサブウーハーから
重低音を流して、共振を起こさせたのかもな~~

実際、70年代の映画”大地震”で
その当時はまだ珍しかったサラウンドシステムを使い
劇場を揺らし、地震を演出
パニくった客が劇場から逃げ出したってのもある

 

まぁそれにしても

ロバートデニーロの
見事なミスターマリックっぷりには感激した

 

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください