田中「ホントに1万5千もいるんですか?」
加藤先生「います」
田村「こんなに見かけないのに
1万5千って数字がどっから弾きだされたのかってやっぱ、ねぇ?」
田中・田村「いるんですね?」
加藤先生「いるんです」
池の水全部抜く
5月の放送はカミツキガメ特集だった。
その番組内で、田中が言ったこの一言。
本当に1万5千もいるの?
ということで簡単に考察してみた。
池のみず全部抜くの加藤先生のカミツキガメの1万6千匹ってのはサンプリングによる分布統計を元にしてるんだよね??
10万平方メートルに8匹いたら、それと同じような場所の面積/10万平方M×8匹。って形で推算したんだよな?— 半袖船長@山頂コース挑戦権獲得! (@CaptainHansode) May 21, 2018
今回の放送では最終的に16万㎡に50の罠を仕掛け
結果的に9匹のカミツキガメを捉えた。
つまり、16万㎡、400メートル四方の中に9匹居た。
単純にこの数値を1匹辺りに単純計算で落とすと・・・
160000 / 9 = 1.77万㎡
1.77万㎡ に 1匹の割合で潜んでいる(かも)という事になる。
だとするとー。今回16万平方メートルに対して9匹だったから。単純計算でおおよそ1万7千平方メートルに1匹潜んでる可能性がある。となると捜索範囲はサッカーフィールド1.7面に一匹いるかどうか??って事だよね??
— 半袖船長@山頂コース挑戦権獲得! (@CaptainHansode) May 21, 2018
公式戦のフィールドの大きさは109メートル * 68メートルだそうだ。
とすると 105 * 68 = 7140㎡
先ほどの1匹辺りの数値 1.77万㎡をサッカー公式戦に換算すると・・・
17700 / 7140 = 2.48
となるので
超単純計算では
サッカー公式戦のフィールド
2.5面分に1匹いる(かも)
という計算になる。
※ツイッターではフィールドの大きさ計算が適当だったので1.7面分
番組で扱った池は大きさはザックリ言えばサッカーフィールド半分ほど。
だとすると小さい池では
見つからなくてもおかしくはない。
これを印旛沼周辺のカミツキガメがいそうなエリア1臆㎡(10キロ四方)に直すと・・・
この千葉の印旛沼周辺に1億平方メートルあるとしたら、今回の結果をプロットすると推算で8000匹前後はいるって計算になる。つまり更にその周辺エリアまで広げた2億平方メートルにしたら確かに1万6千匹ってことになる。 pic.twitter.com/RRgSxNN1jF
— 半袖船長@山頂コース挑戦権獲得! (@CaptainHansode) May 21, 2018
100000000 / 17700 = 5649.7
単純計算では、10キロ四方のエリアにおおよそ5649匹いる(かも)
という計算になる。
印旛沼を囲っただけでも
余裕で30キロ㎡を超える。
このことを考えると・・・
印旛沼とその周囲の
カミツキガメのいそうなエリアが30キロ㎡あれば
たしかにカミツキガメが1万6千匹いそうだ。
という結果になる。
もちろん今回の番組の結果のみを単純計算で算出しただけなので
信ぴょう性は低いが。
千葉の生物多様性センターの調査によると
毎年、毎年捕獲対数が増え続けていて。
捕獲したエリアも拡大している。
また印旛沼だけでなく、
その周辺の河川粋でもカミツキガメが発見されている
その根拠と取集したデータから
統計解析をかけて推算すると
やはり1万6千匹ちかくいるのでは?
となるようだ。
方法は確率分布を利用しているみたい。
詳しくはこちらの資料を
この増加傾向を抑えるには年間1250頭のメスの捕獲が必要で
捕獲数の割合をオス:メス=1:1で考えた場合
捕獲目標は2500頭という換算になるんだそうだ。
ちなみに厄介なのが
このカミツキガメは、罠を仕掛ける事は素人は行ってはダメなんだそうだ。
また運搬も禁止されている。
※ただし、捕獲自体は問題ないみたい
つい最近も田んぼで
カミツキガメが捕獲されたばかりだ
捕獲されたのは宇都宮。千葉からはだいぶ遠い。
もしかしたら関東中を既にカミツキガメが蹂躙しているのかも??
今年千葉では去年よりもより多くの罠を投入し捕獲数を増やすと目標に挙げている。
番組でも秋ごろ再びカミツキガメを捕獲したいと言っていたので
今年こそ捕獲目標数の2500に迫れるかも。
いつかカミツキガメが撲滅する日が来るといいんだけれどな。
まだまだ先が長い戦いになりそうだ。
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