進化の盲点


この3連休ずっとみている
ヒストリーチャンネル、生命の進化!
今回は毒、形、速さ、コミニケーションなどがテーマだったが
面白かった物をいくつか

蛇どくは最近進化したのか?
毒は蛇が進化させたのか?

実はそうではなさそうだ

今までコモドオオトカゲは
口の中の細菌によって相手に感染症を与え
獲物を得ていると思われてきたが

じつはナント、毒をもっていた!
ゆっくりと相手に効果を与える毒だった
今までの定説をひっくり返す新たな発見だ

ということは、
蛇は祖先であるトカゲから毒を受け継ぎ進化させてきた事になる

そもそも、毒は相手を確実にしとめるための道具

こんな便利な道具がありながら
なぜどの生物も毒をもっていないのだろう?

コレは盲点だな

たしかに、毒は一見効率の良い武器に見えるが
そうでもないからだ
一度毒を放てば無防備になるし
回復までに相当のエネルギーを使ってしまっている
体は消耗しきっているのだ

毒は使ったら、体内で再生成しなければいけないため
エネルギーが必要になる

だからこそ、毒は自然界では一部の生物が受け継ぐだけになった

なるほど!!
これは納得がいく説明だな

ちなみに
世界一の毒を保つ生物は
アメリカの政府によって管理されている
その生き物とは・・・・蛇でも、トカゲでも、昆虫でもない

なんとイモ貝と呼ばれる貝類だ

ヘタすれば、生物兵器となりえるほど強力なんだそうだ
しかも、このイモ貝の毒はいろいろな成分を併せ持っているそうだ

 

進化の盲点は他にもあるぞ
今日やっていたのは
キリンの首の長さについてだ

なぜ、キリンの首は長いのか?

高いところの食べ物を食べるため?

これは間違いだそうだ
なぜなら
高いところの食べ物を食べるためなら
子供はどうなる?
低いところにも食べ物はあるのだから
わざわざクビをのばさずとも
手近に食べ物はあったはずだ

ではなぜ長くなったか、こんな推測が出ている
一つは捕食者を高所から監視するため
身を隠すことが巧妙になった捕食者の気配を
いち早く察する為に首が伸びたと

もう一つは戦いのため
言わば、ディスプレイ代わりにも成っているわけだな

繁殖行動の時には、オス同士でクビを降って戦うから
キリンの角は相手を刺さないよう丸くなった
戦いで争っても、同族で殺し合いはしないと言う訳か

つまり、より長い首は
捕食者から逃げ切れて、なおかつ雌の獲得にも有利だった

そういうことか

 

お次に形での進化の不思議
シュモク鮫の形状だ

なぜあんな形状なのだろう
実はよくわかっていない

実験では、撞木鮫の生き物が発する微弱な電波
をとらえる能力に注目
じつはアノ独特の形は、金属探知機のような
感度の高いセンサーになっているようだ
つまり、ほかのサメよりもより獲物を探しやすいと言うことのようだ

ほかには、
驚異の擬態能力、ミミックオクトパスが登場した
なんと、このタコは他の生き物に化けるのだ
カサゴや、ウミヘビ、カレイ、海草
いろいろな物に化ける

隠れるところが少なかったせいで
他の生き物に化けて捕食者の目を欺いてきたようだ

研究者でも判断不可能な形に変身することもあるそうだ

ほかには鯨
実は鯨がなぜあんなに巨大化した理由は
あまり分かっていないようだ
巨大化する条件である豊富な食料はあっても
大きくなった直接の理由は研究者の頭を悩ませている

こう思うと
自然界は奇妙な形であふれている

そんななか
かなり奇妙な形の生き物が間近にいる

人間だ

二足歩行という移動方法を選び
毛がほとんど無く、皮膚の色は様々
体に似合わない大きな脳

自然界をみてもこんな奇妙な生き物は
滅多にいる物ではないと

なるほどなー

自分たち自体が
自然界ではかなり独創的な進化をしてきた訳だ

人間は今でも進化している言う
この先どんな風に変わっていくか楽しみな所だ

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