ザ・ウォーカーについて


ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意外と面白かったなぞ!
ザ・ウォーカー
(原題The Book Of Eli ザ・ブックオブイーライ)

 

そうだな
一言でいうと

デンゼルワシントン版、マッドマックス

あまり期待せず、そして映画は全篇割とふつうというか
よくありそうな話だったので
なんだかなーと思って見ていたら・・・

映画の基礎ルール、最後でうならせろ!
って所で

最後なかなかイイ終わり方をしたんじゃ無いでしょうか
主人公イーライは結局

盲人だった と解釈したが
どうだろう?
過大解釈かな?

あってるよな?

実はそれで納得いく点がある

周囲の状況に異様に敏感なこと
ニオイで相手を認知しているのかもしれないけど

最初の方の場面で死体の足もとを
見れば分かる所をわざわざさわって確認していた点

カートの中身は見えていただろうに
水はあるか?と訪ねていた点

高速の上から様子をうかがっていた時は
おそらくニオイと音で相手を判断していたのではなかろうか

銃撃戦の時、音のした方にしか反撃してないんじゃないかな?
だから、相手が銃を構えているだけの時は何もしなかった
(彼の人格から攻撃はあくまで反撃のみ、なのだとおもうけど)

そもそも30年間もアメリカ大陸をさまよっていた点
歩いたって、3年か4年もあればサンフランシスコに行けそうな気がするし
それにいくら戦後で荒廃したって言っても
眼が見えれば30年も迷わずにすむと思うんだが

そしてその精神力の強さ

もちろん聖書の中身が点字だったことと
暗記した内容を披露するときの演出で
背景が暗くなるところ

途中登場する盲人女性クローディアは自分から
どこにいるの?と聞いているので
イーライは相手が盲人だと分かったろうし

 

で、イーライが盲人ならば
この映画

いわば、ハリウッド版 座頭市

って所じゃないでしょうか

やたらバッサバッサと相手を切り倒すところなんか
日本の時代劇なんかのオマージュを感じるし

戦闘シーンは座頭市にていると言っても過言じゃないな

とうことで
この映画、なかなかよかったですね

星★★★☆☆って所でしょうか
最後の一ひねりが無ければ星2個だったかな

んー意外な拾いモノが出来たようで
なんだかすっきりしたぞ

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