映画フライトに酔いしれる


ネタバレ注意

 

 

デンゼルワシントン主演

映画フライト

 

航空機墜落の危機を救い
軌跡を起こしたのは
酔っ払った機長だった!?

はたして彼は英雄なのか?

はたまた酒気帯び操縦を隠そうとする卑怯者か?

そんなあらすじから始まる映画は

嘘と酒まみれの男の
成れの果てを描く

 

これは大人の映画だね
飛行機シーンだけをみて

パニックアクションを想像している方は
止めておいた方がいいでしょう

 

アル中一の人間には

デンゼルワシントン演じるウィップに
強い共感を覚えるに違いない

自分もその一人
自暴自棄になって酒に飲まれたこともある

だからこそウィップが酒をやめられない気持ちが分かる

英雄という世間が作り出した存在と
本人は極度のアル中という皮肉っぷりもたまらない

 

落ちに落ちたウィップが最後に

瀬戸際ぎりぎりで踏みとどめさせた理由は
一体、何だったのだろう?

色んな解釈や感じ方ができる所も
この映画のだいご味に違いない

 

麻薬がらみのシーンでは

キャラクタを中央にとらえ、

さっそうと歩いてくる印象的なカメラワークと
そこに流れる軽快な音楽

劇中徹底的に演出されていて
なかなか味が良かった

 

ちなみに個人的に、ドン・チードルファンとしては
彼が出ているだけでも満足!

 

微妙なツッコミどころとしては

アル中やヤク中にしては
見かけが綺麗すぎるなぁ
ってところかな

アル中患者は、大概、肌が荒れている
ニキビが多かったり、乾燥していたり

これは、アルコール分解のために
ビタミンB群などを消費してしまい
不足していることによる

ほかには、麻薬中毒者には
目の下のくまが多かったり、虫歯が多かったり

ハリウッドものだから
やりすぎるってのは無いと思うけど

 

それにしても、ロバートゼメキス監督は
エライ渋い映画を撮るようになったなぁ~

この映画の監督が

あのバックトゥーザフューチャーを
撮った監督と同じというのも面白い所だな

なんだか不思議な感じがする

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