キロ4分を恐れるな!


殆どの市民ランナーにとっては、1キロ4分ペースで走るのはなかなか大変な事で
市民ランナーの最大の目標の一つ「サブ3」を達成する目安のペースでもある。
サブ3、つまりフルマラソン3時間以内は、1キロを平均4:15のペースで走り続けなくてはいけない。
ただし、これはあくまで平均値であって、実際はスタート渋滞やコース変化やレース後半の失速など、
色んなものを加味すると実際は1キロ4分ペースでも巡行出来る実力が必要になる。

1キロ4分で平気で走れるようになるには、それなりのしっかりしたトレーニングが必要で、
改めて今の実力からする自分のトレーニング目標を考えてみた。

今の目標を考えてみる

まずは心拍について、
今の実力からすると

ジョグ、イージーペース → 110-127
ベースペース → 127-160
閾値、LT → 163-170
インターバル → 170-182

VDOTで50とするとキロペース
イージーペースは5:00
マラソンペースは4:30
閾値走ペースは4:14
インターバルは3:54
レペテーションは3:39

となる。
直近の上尾ハーフ、奈良マラソン、織田タイムトライアルの結果と照らし合わせても
トレーニングの数値は今の実力をそのまま表しているみたい。
やっぱり数値は嘘つかない!


キロ4分を恐れるな!

https://twitter.com/CaptainHansode/status/1237437643119415297

最近始めたトレーニングが、積極的にランニングペースを上げていくトレーニングで
単純に信号待ちを利用したインターバルともビルドアップ走とも言える。

キーワードは「キロ4分を恐れるな!」

どうしても、キロ4分ペースで走るとなると、
自分の場合はまだまだ「苦しそう、辛そう」というイメージや考え方をしてしまい、
走る前からひるんでしまう。
気持ちがひるんでいると、どうしても「やっぱり普段走くらいでいいや」と諦めてしまい
トレーニングの質や強度を上げることができない。
いつまで経っても同じトレーニングになってしまう。
それじゃ面白くない。
だからこそ、キロ4分を恐れず積極的な練習をしないとね。
これは心肺強化というよりも、マインド強化のトレーニングなんだと思う。

常にポジティブに

かの有名なレナート・カノーバコーチがいうには、
ケニアの選手達は積極的に速いペースの練習をするそうで、
実力が足りない選手はハイペースにはついていけず、練習から脱落するそうだ。
でも、選手は脱落したとしても決してネガティブにはならず。
たとえ20分しか練習についていけなかったとしても「20分もいい練習が出来た」と
常に前向きなんだそうだ。

なので、キロ4分を目指して走り、途中で苦しくなって走れなくなったとしても、
「少なくとも〇〇は出来た!」といい面を見つけて、次の練習につなげていきたい。

何時間もゆっくり走っていても実力はつかない。

グダグダ走るなら、全力で走って潰れろ!

そのほうが少なくとも潰れるまでは普段以上に質のいいトレーニングになっているはずだ。
それにそんなトレーニングを積極的に出来るマインドが出来れば
必ず実力は上がるはず!

今シーズンは恐らく、予定していたマラソン大会は全て中止で少し寂しいけれど

腐ってはいられない!

どんどん質のいいトレーニングをしよう!


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