遂に令和初の箱根駅伝に決着!!
優勝は青山学院!!
抜群の安定感でぶっちぎりの優勝。
復路では追いかける東海を一切寄せ付けず、
そのまま首位を独走してフィニッシュ。
2年ぶりに原監督が宙を舞った。
総合のタイムは10時間45分23秒!!
ナント!ナント!
去年の東海大学が出した
10時間52分09秒の記録を7分も更新!
ドンダケ速いんだよ・・・。
2位の東海も、10時間48分25秒。
この記録も去年よりも3分も更新し新記録。
新記録なのに2位って・・・。
3位の國學院は、10:54:20
4位の帝京大学は、10:54:23
5位の東京国際は、10:54:27
6位の明治大学は、10:54:46
なんと!!、26秒内に4大学!!
この10時間54分という記録も、
例年なら優勝してもおかしくない記録だぞ。
そこに追従した早稲田大学と駒沢大学、
そして、創価大学も10時間57分、58分と
11時間切りを達成している。
因みに2015年に青学が10時間49分27秒を達成しているが、
こちらの記録はコースが違うため、参考記録になっている。
その参考記録に対しても今年の青学は10時間45分という圧倒的な速さだった。
さらには、今年の箱根がどれ程の高速駅伝だったのか?
10区間中7区間で新記録を達成する
怒涛の区間新ラッシュ。
ここまで高速駅伝になった理由は?
きっと今頃は色んな所で話し合ってるだろう。
個人的に思った事は大きく2つほど。
一つは天候。
今年の箱根は気温も安定していて無風。
走るには絶好のコンディションだった。
特に風が無かった事は選手の好走につながったに違いない。
そしてもう一つは、今最大の話題になっているポイント。
ヴェイパー効果。
一部アディダスやニューバランスやミズノ、アシックスも見られるが、
殆どのがナイキのヴェイパーNext%で走っている。
優勝の青学はスポンサーがアディダスにも関わらず、
全員がヴェイパーを履いて走った。
ヴェイパーが好走や記録につながったと考えるのも当然。
ただし、ヴェイパー自体は多くのランニングコーチが指摘している通り、
基礎的なフォームや走力が備わった選手が上手く履きこなしてこそ
真価を発揮するシューズだと思う。
高いギターを買っても、いきなりギターが弾けないのと同じ。
素人が履いたら、いきなりヴェイパーを履いても
速く走れるようにはならない。
ここまでヴェイパーがもてはやされるのは、
選手の実力を最大限発揮してくれるからだと思う。
一部の選手がIAAFにヴェイパー規制の申し出をした理由も何となく分かる。
それにしても、毎年毎年好記録が連発するが
来年はどんな好記録が飛び出すんだろうか?
箱根駅伝が終わりマラソンシーズンは中間点を越えた。
これからは都道府県対抗駅伝、
MGCファイナルチャレンジの一角の東京マラソン、
それにマラソン大会が各地で開催される。
マラソンシーズンはまだまだアツイ!