長野県のオッサンは速い 1


面白い記事をみつけた。
長野のおっさんランナーが何故か速いという内容。

その速さは超実業団クラス。
しかもゴロゴロ。

長野のオッサンは速いのだ。

実は長野は都道府県対抗男子駅伝で上位に食い込むほど実力がる。
一昨年は優勝した。長野県出身者としては鼻が高い。

記事にはこんな事が書いてあった。

大学までは集団での練習が多い。
そんな中では「調子が出ないから今日は練習はやめる」とはなかなか言いにくい。
そうやって自分の感覚を無視して身体を追い込んだ結果、調子が上がらないことがあった。

市民ランナーは自分がやりたい練習を、やりたいようにやることができる。
やりたいことをとことんやる、「特化した練習」ができるようになった。

実業団にいると、苦手を潰す練習をやらされる。
やりたくない練習をやることで返って故障のリスクがあって継続できない。
市民ランナーにはそれがない。
結果、自分の体と相談していいトレーニングが出来るようになった。

これって青学や今年の東海のトレーニング方法に似てないかな?とふと思った。
青学も東海も選手の自主性にまかせて練習メニューや体調の調整を行っているそうだ。

こんなことも書かれていた。

地域チームでは地元の中学生と練習することがある。
かっこ悪い背中は見せられない。
それがモチベーションになる。

高いモチベーションで自分のやりたい事をとことん追求する。
だから若いころの自分の限界を超えることができる。

なるほどなぁ。
好きな事を好きなときに好きなだけ。
ある意味で物凄く贅沢な練習なのかもしれない。
それに自由に出来ることで心に余裕ができるんだろう。
単純に型にはまった練習よりも自分に適した練習をするほうが実力が伸びるのか。

長野のオッサンは速い。

その理由には、「良いトレーニングとはなんだろうか?」
という、すべてのランナーが求める答えがあるのかもしれない。


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