ウルトラとは自分を超えるための壮大な旅である
ノースフェイスのパンフレットにはそんな言葉が書かれてあった。
さらに続けてこんな事がつづられている。
多くのウルトラランナーは、ウルトラの事を競技ではなく旅になぞらえている。
もちろんタイムレースだから競う相手はいるのだけれど、
競う相手はむしろ自分自身だ。
いったいあと何Kmの道を走ればいいのだろう。
そして、ゴールで誰と喜びを分かち合うのだろう。不安と期待が入りまじる。
フィジカルの強さだけでなく、心に打ち克つことが求められる。
だからエリートランナーでも、ビギナーでも、
ウルトラランナーはみな挑戦茶であり、旅人だ。
どれだけの準備を積んだとしても、肉体的な疲労や苦しみはまず避けようもない。
でも、そこには想像を超える何かが待っている。
単に自分の限界を超えるのではなく、自分の内面に出会う旅になる。
ただ厳しいだけじゃない。ウルトラにはロマンがある。
汗と涙と笑顔がある。
心を揺さぶる何かがある。
その何かを面白がれる好奇心を持ちさえすれば、
ウルトラは、何にも代えがたい自分サイズの冒険になる。
※一部抜粋。
なんともウルトラの事をとてもよく表している。
そうウルトラは旅だ。
仲間とライバルと何よりも自分自身とを共にする長い長い旅だ。
そこにどんな物語があるのか?一体どんな最後を迎えるのか?
その事を確かめるために、僕たちウルトラランナーは旅にでるのだ。
富士五湖ウルトラマラソンまで
あと1日
ついにここまで来た。