飛脚の脚力
飛ぶ脚って位だから相当だろう!
と、前からちょと気になっていた
飛脚の実力について少し調べてみた。
資料は多いみたい。
昔の主要データインフラだったから色々残っているんだろうなぁ・・。
で、これが明治に撮られた飛脚の写真らしい。
因みにコレが明治?位に撮られた飛脚の筋肉 pic.twitter.com/AXBnrdgRaO
— 半袖船長@2/18京都マラソン (@CaptainHansode) February 9, 2018
ナカナカビルドアップされて現代人よりも遥かにライザップされたいい体をしてる。
主には継所と呼ばれる中継点をリレー方式でつないで荷物を届けていたそうだ。
1人あたりの区間は10キロ前後程度だったそう。
恐らく日に少なくとも1、2回は往復していたのではないだろうか?
するとなると一日20~40キロ程度は走ってたんじゃなかろうか?
こちらのページでは平均時速は8キロ程度
こちらのページでは時速12キロ程度は出ていたと。
タブン、休憩時間だとかを省いた完全な平均かと思うので、
おおよそ時速10キロ前後
だったんじゃないかな?
何がスゴイって。
草履で未整備の道を走っていた事よ。
ワラーチやベアフットでトレランってww
そりゃ脚も強くなりますわな。
しかも荷物アリ。相当なタフネスだったんじゃないかな。
どこまで悪条件で走ったかは分からないけど
ちょっと雪が積もった程度なら平気で走ってたんだろうな。
ちなみに東京~大阪間、
およそ500キロを1人で3日で走り切った飛脚がいたとかww
バケモンかよwww
飛脚の料金は最速の3日便で140万円だそうだw
一般的な9日~10日かかる便だと600円程度。
流石に最速便は額が違う。
当時は3日で届くなんてトンデモなくスゴイ事だったんだろうなぁ。
走り方は「ナンバ走り」とかいう謎の走法。
手足を左右同時に前に出す走法だそうだが、
これ人の体の作り的にはメチャクチャ効率悪いようなwww
今となってはどんな走法だったのかはハッキリしないんだそうだ。
まぁ、荷物を背負っているから、もしかしたら変形した走り方の方が
実は効率がいいのかもしれない。
給料は、よく分からなかったけど、
公的な飛脚は「継飛脚給米」なんてものが支給されていたから
食うに困るってのはなかったんじゃないかな?
まぁ、今と違って治安が安定しない所もあったろうし、
夜も走っていたみたいだから安心安泰な職業ではなかったと思う。
この郵政博物館に飛脚関連の資料が所蔵されているとか。
実際に機会があったら資料だとか見てみたいものだな。
ともかく!