こっちの世界 その1 1


人間はどこまで走れるんだろう?

その答えを出すためにここまでやってきた。
作戦名はウルトラ、あれから3か月。

その答えを知る時が来たのだ!

飛騨高山ウルトラマラソン。
コースのその長さ実に100キロ。
累計標高は1400メートル。

言葉の通り、まさにウルトラな大会だ!

前日は頭がパニくっていた。
なにせ今回は国内でも屈指のキツさの大会。
果たして、たった3か月のトレーニングで完走できるのか?

今までにない緊張と興奮。

この時からすでに大会は始まっていた。

 

前日は、大会の本受付だったので、東京を朝の6時頃に出発。
高速を使って一旦諏訪まで抜けた。

諏訪では諏訪大社に必勝祈願!
もう完走するためなら、
何にでもすがる勢いだ。

諏訪からは19号と361と乗りついで、
決戦の地、飛騨高山へ!!
早速受付となっている飛騨高山ビッグアリーナへ向かった。

会場に脚を踏み入れると・・・
その瞬間すぐに感づいた!

こ、こいつら、出来る・・・ッ!!

周りの選手たちは明らかに鍛えこんでいる。
強いよコイツら・・・。
分かるんですよ・・・
走っている者にはその強さがね!!

そもそも、

ここは、
100キロを自分の足のみで
走ろうと考える連中が集まっている
「こっちの世界」

健脚、鉄人、強者ばかりが集まる場所。
普通の人なぞがここにいるはずがないのだ!!

俺は本当に大丈夫だろうか・・・。

 

大会受付後は、選手たちへの大会説明会が開かれた。
そこでは飛騨高山の攻略ポイントが紹介されていた。

まず、のっけから衝撃の一言!!
高低差100メートル以内は
「坂」とは言いません!
ファ??、(;゚Д゚)
イ、イや、坂だよ、それ坂だよ
高低差100メートルあったら坂だよ・・・
一体何言ってるんですか??

これには会場からもどよめきがwww

確かに飛騨高山市内の起伏は結構激しい。
そんな起伏の激しい土地に住んでいると・・
100メートルの高低差は平地!だとでもいうのか!?

他にも最初の峠以外は
全てタブルピークの峠である点

つまり頂上が二つあるのだ。

これは知っていると知らないとでは
精神的に違いが大きい

やっと登り切ったと思ったら。実は偽の頂上でしたwww
ってのは精神的にかなり堪える。

さらに通過タイムについて。

途中で抜けるトンネルを通過する時に
正午を回っていたらアウト

必ず後半はラップタイムが下がる事は分かっている。
ちょうど中間地点のトンネルでの残り時間が7時間を切っていたら
時間内の完走は難しい。

最後に、最大のポイントを教えてくれた。
それは・・・

がんばらない
でも
あきらめない!!

がんばらないとは、ムキにならず、リラックスして
余計な力を使わず。ゆとりを持って走る事。

きっとそんな意味に違いない。
気楽に走るけど
絶対にあきらめない!

これはいい事を聞いた、

このアドバイスに
自分の考えたプランを加えれば・・・

大会説明会のあとは、ホテルへ向かい
早速準備を進めた。

ホテルのオーナー?さんは
なんとサブ3.5を達成するほどのランナー。

自分の姿を見るなりすぐに
「飛騨高山にでるんですね」
と一撃で見抜いていた。

その方からも親切色々と情報をもらった。

まず、明日は気温が上がるから
前半水分を多めにとる事。

トイレは我慢しすぎない事。

そして辛くなった時こそ
楽しむこと。

ですね!!

もうここまで来たら後には引けない
トコトンまで楽しんで走ろう!!

飛騨高山ウルトラマラソン!
果たして完走は成るか!?


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