地獄先生ボジョレーヌーボー


皆さん
ボジョレーヌーボーには解禁日がある理由知ってます?

知ってるよ!!(; ・`д・´)

って人が大半かと思いますが

一応、

ってか聞いた話ですんで根拠ないですが

ボジョレーヌーボーは元々
ブドウの出来の良し悪しを見るために11月の第三木曜に一斉に解禁されるという
取り決めが元となっていたらしい

加えて、最低限度の品質を保つために、
11月に一斉に解禁という取り決めになり

結果的にその取り決めが、
早期出荷による価格競争を押さえる役目があったと

こんな話だそうだ

なので、ボジョレーヌーボーには
一定の品質が約束されている

が、
以前にも記事にしたように
こんな実験がある

全くおなじワインの
ラベルだけを
片方は安いもの
片方は高級なもの

にしてテイスティング試験をした

すると・・・・

同じワインなのに
被験者は、
高級なワインは出来が違うと
口々に語り

中には

高級なワインは
濃すぎて、
自分はあっさりした
安い方が好きだ

と意見する被験者まで

これは一種の刷り込み
スコトーマと言われる感情効果で

人間は、
高いとか、価値があると言われると
その先入観で物を判断し

安い、ダメなモノという価値感があると
あ~やっぱり

と判断してしまう

 

これはある意味ではマーケティングや
宣伝にも直結する

つまり消費者は

解禁日があるから
高級に違いない
とボジョレーを判断する

が実際のところ

他の同じ値段のワインと
相違ない

違いは個人の好みの問題のみ

結果的には同じ値なのに
解禁日という
前提条件が全てを変えてしまう

人間とは不思議な生き物だ

これの裏返しが
映画の前宣

映画の面白い所ばかりを
宣伝に使い

観客の期待をあおるが
結果的に期待以上のものが無い

だから、映画を

あ~、なんだこれだけか・・・(-ω-)

と判断させてしまう

 

 

どんな商売にもお客さんは存在する
そして、相手を納得させる満足させるのは
提供側の命題である
が故に
相手をどう感動させるか

 

人が先入観で目を曇らせるのなら

それらを前提条件とした
戦略が必要なのだ

 

まぁ一言で
商売上手ってなわけですが

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